2021.

5.20 (木)

19:00 ~ 21:00

• 小野地光弘さん
• （Office Onochi 代表、
• NPO法人ボラみみより情報局理事、
• 中小企業診断士(現在事情により休止中)）
•  

• NPOでも使える補助制度や事業転換事例の紹介
• NPO向け助成金と企業向き補助金の違い
• 新たな取り組みを始めるヒントや考え方
•  

② コロナをサバイブ！活用できる補助金例

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Let’s TRY

NPOにも人気の経産省系補助金

IT導入補助金(サービス等生産性向上IT導入支援事業)

生産性向上につながるITツールの導入を支援

• バックオフィス業務の効率化
• データを活用した顧客獲得 他

事業類型	通常枠	通常枠	低感染リスク型ビジネス枠	低感染リスク型ビジネス枠
事業類型	A類型	B類型	C類型	D類型
補助額	30~50万円未満	150~450万円	30~50万円未満	150~450万円
補助率	1/2	1/2	2/3	2/3
補助対象経費	ソフトウェア、クラウド利用料、専門家経費等	ソフトウェア、クラウド利用料、専門家経費等	左に加えて、PC、タブレット等のレンタル費用が対象	左に加えて、PC、タブレット等のレンタル費用が対象

• 売上減少要件: なし
• NPO実績: そこそこある
• NPOの使いやすさ: ○
• 団体規模: 小〜中

詳細・最新情報は「IT 導入補助金」 特設サイトへ

事例[介護] 特定営利法人A

残業時間を1日2時間削減。利用者からの時間外の電話対応やシフト変更の情報共有がスムーズに。

導入したITツール

• 「介護業務管理ソフト」: タブレットを活用し介護記録や帳票の手書き業務の効率化
• 「ビジネスコミュニケーションチャット」: 社員間の情報共有、コミュニケーションの円滑化
• 「クラウド会計ソフト」: 会計・給与業務の効率化

小規模事業者持続化補助金

販路開拓を目指す小規模事業者向け支援

• ECサイトを作る
• ブランド力を高める・宣伝する

事業類型	一般枠	低感染リスク型ビジネス枠
事業類型	経営計画を策定して取り組む販路開拓など	ポストコロナ社会に対応したビジネスモデルの転換、感染防止対策
補助額	上限50万円(共同申請可能)	上限100万円
補助率	2/3	3/4
補助対象経費	店舗改装、チラシ作成、広告掲載など	対人接触機会の減少を目的としたテイクアウト、 デリバリーサービス導入、EC サイト構築や消毒液購入、換気設備の導入など

• 売上減少要件: あり
• NPO実績: そこそこある
• NPOの使いやすさ: ○
• 団体規模: 小

Challenge

金額の大きい 経産省系補助金

事業再構築補助金 企業の思い切った事業再構築を支援

新分野展開や業態転換、事業・業種転換等の取組、事業再編またはこれらの取り組みを通じた規模の拡大を目指す中小企業等の新たな挑戦を支援。

• 補助額: 中小企業者等 100万円〜6000万円

 

• 補助率: 2/3

 

 

ものづくり補助金 新サービス開発、海外市場調査にも対応

一般枠 低感染ビジネス枠

新商品 ( 試作品 ) 開発、新たな生産方式の導入、新サービス開発、 新たな提供方法導入

• 補助額: 上限1000万円
• 補助率: 2/3

グローバル展開枠

海外直接投資型、海外市場調査、インバウンド 市場開拓型、海外事業者との共同事業型

• 補助額: 1000万~3000万円
• 補助率: 1/2

新しい取り組みを始めるときの考え方・ヒント

RPG(ロールプレイングゲーム)にたとえて考えてみよう！

Step 1

明確なクリアの条件(目標)を定めよう。

Step 2

地図(情報)を手に入れよう

入手方法

• 調べる(インターネット、行政窓口、コンサルタント)
• 知っている人に聞く(実際にクリアした人、助成金・補助金なら採択団体など。)
• 知っている人を知っている人に聞く(助成金・補助金動向に詳しい人など)

Step 3

パーティ(仲間=一緒に活動する人、アドバイスをくれる人)を探そう

仲間候補

• 士業(中小企業診断士、税理士、社労士…)
• 大学(研究者)
• 企業
• 行政職員
• クラウドファンディング
• 地方議員

Step 4

スキル(伝える力)をアップさせよう

3つの力

• 翻訳力(違うセクターに通じる言葉を使えるようになろう)
• キャッチコピー力(一言で言い切る力を身につけよう)
• 物語力(人はストーリーに共感する)

提案書・申請書は、ラブレター!相手の好みは公募に書かれているよ!しっかり読んで、思いを伝えよう。

Step 5

アイテム(武器)を手に入れよう

NPOの新・三種の神器

• データ(なければ今からでも整備する)
• 課題(どんな課題があるのか、みんな知らない)
• 現場(課題を解決している現場がある)