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はじめに。この事業の位置づけ。
■中山間地域の過疎化・高齢化は深刻です。
 愛知県でも人口はピーク時のおよそ1/3に減り(約7万人)、高齢化率は40%を超えています。「限界集落」も約60ケ所あります。日本全体も、2050年には高齢化率40%と予想されています。
 一方、都会では、心の病・自殺・いじめ・孤独死等の問題、そして、東日本大震災で顕になった原発問題(エネルギー・放射能問題)・地震等自然災害対策などの課題がクローズアップされてきています。人と人の絆、特に、地域コミュニティの崩壊や自然条件を無視した無計画な建設事業をどう制御するか大きな課題です。

■ボランタリーネイバーズでは、都市と農山村の協働・共生関係作りが、日本社会の根本的なテーマだと考え、こうした事態を改善・克服するために、「都市と農山村の協働・共生ネットワーク」による、「木曽三川流域交流事業」と「愛知県三河中山間地との交流事業」を推進しています。
木曽三川流域交流事業は、@「情報交流(木曽三川流域市民放送局)」、A「物流の促進(流域メッセ)」、B「人流の促進(流域フォーラム)」を取り組んでいます。
愛知県三河中山間地交流事業は、C奥三河に伝わる伝統祭事「花祭」の保存継承事業、D害獣として捕獲されたイノシシやシカを有効活用する「ジビエ活用事業」、E「産地直売所の連携による「産直活性化事業」、F中山間地への定住や2地域居住を促進する「交流居住事業」に取り組んでいます。
事業の組み立て骨子&現況
@木曽三川流域市民放送局  財団法人木曽三川水源地域対策基金より平成23年度から助成を得て展開中。
A流域メッセ事業  道の駅(産地直売施設)を核にして、情報・物・人の流れを作る方策を企画する。
B流域フォーラム(流域塾)事業  人の知恵を集め、人の交流とネットワーク形成を促進する議論の場づくり
C花祭保存継承事業  南信州遠山郷に残る伝統催事「霜月祭」との連携によるユネスコ世界遺産登録の検討 
Dジビエ活用農山村活性化事業  豊田市域における「解体施設」作りと「愛知産ジビエ消費拡大事業」の取り組み
E産地直売施設活性化事業  中山間地産直施設の連携による「共同フェア」&「スタンプラリー」による都市市民交流
F交流居住促進事業  「愛知県交流居住センター」の理事団体として推進。